半熟英雄〜ああ、世界よ半熟なれ・・・!!〜



このゲームは80%がギャグで、残りの20%がその他(シリアス含む)で出来ています。
ひとくくりにすると『城攻めゲー』。それ以外の何でもありませんが、何処か新鮮で面白かった。

このゲームの流れは「城をすべて攻め落とし、ボスを倒す」という王道ぶりなんですが
戦闘、フィールド、イベント、どれもコミカルでとっても面白いんです。ちなみに音楽は『すぎやまこういち』氏が作曲。


ストーリー

前大戦に勝利し、世の中に平和を取り戻した半熟英雄こと主人公。
それからというもの、すっかり平和ボケしてイタズラ三昧。
そんなアルマムーン王国に、黒きタマゴを持つモノ達が忍び寄っていた。
「半熟タマゴのような不完全なモノは認めない。」という完熟なるものに攻め込まれる王国。
戦え、半熟英雄!いまこそタマゴを割るときだ!


戦闘

戦闘は、自軍と敵軍が文字通り“ぶつかり合う”連打ゲー。シンプルですが、それ故に面白い。
途中でコマンドを選択してコマンドバトルに移行することも出来ます。〔エッグモンスター(以降エグモン)、切り札、奥の手など〕
また主人公は攻撃力が高く、主人公1人vs敵将軍+兵士10人でも勝てたりします。

<切り札>
切り札は戦闘中に使うことができるアイテムで、ストーリー終盤ではこれがないと厳しいです。
効果は相手の卵を落とさせたり、燃やしたり。まあ相手の体力を削るやつがほとんどです。

その切り札の中で最強と言われるのは『ファバード』という切り札で「科学忍法火の鳥!」と叫びながら敵に突っ込むというアホらしい技ですが、
敵が人間なら一撃
。エグモンなら大ダメージ+炎に包まれて敵は行動できなくなることもあるという最強な技です。
しかし、使うごとにHPが半分になってしまうデメリットもあります。
上等手段はいらない将軍に3つ持たせてそのまま散らせるという使い方です。
将軍は金さえあれば無限に募集できるので、コレさえやれば余裕で勝てるという極悪な技でした。
セルジュニアを自爆させまくるアレみたいな感じです。

<エグモン>
次にエグモンですが、これはFFの召還獣システムの元になったといわれております。卵を持った将軍は戦闘中にいつでも使うことが出来て、エグモンを召還することが出来ます。
ちなみにその後はFFみたいなコマンドバトルに以降します。

こいつらがまたシュールなやつばかりで、ストーリーにも関わってくるかの有名な「エッグマン
序盤では大活躍の「鉄人8号」、ケアルしか使えるモノがない「城魔導士」などなど。

ネタバレになりますが、ボスの「大統領」というエグモンが使う上流拳という技があるのですが・・・

上流拳
ジョウリュウ〜ケン!
わかの 体が 吹き飛ばされた!
此処が 川だったら 間違いなく 上流まで 行っていた筈だ!





こんなのばっかりです



<奥の手>
最後に奥の手ですが、これは自軍の城が攻められたとき
城の中では切り札は使えないし、卵も持っていない、もうどうしようもない・・・
ってときに使うことが出来るお助けコマンドで、本当にバクチに近い技です。
ランダムで選ばれた3つの「奥の手」の中から1つを選ぶのですが、一旦奥の手を選択するとキャンセル出来ない
という仕様があります。
その奥の手は大きく分けると攻撃系、特に何も無し系、死亡系に分かれます。

よたる、おどす、うそなき、しんだフリ、あやまる、てぶくろ、ヤケクソせっとくくすぐってみる』

これらが俗にいう死に技で、これら3つが選択肢に選ばれてたら死亡確定です。

期待値はかなり低いんですが、ハマると抜け出せないなんらかの中毒性があります。脳内麻薬出まくり

特に『大臣アタック』という奥の手がありまして、これはめったに出てこないものの、どんな敵でも一撃という優れものでした。
「大臣の愛国精神が敵を見事討ち取った。おみごと!」


感想
パロディが多く、スクウェア社の作品なので歴代FFのキャラも将軍として多数出演します。(カイン、リディアとか)
何よりゲーム全体の出来が絶妙で、各所に設けられたギャグも中々笑えます。

ドラクエとマリオしかやってなかった自分に革命をもたらし、後にクロノやFFをやるきっかけになったソフト。

『メイドミー・ワットアイアム』



ポテ記へ